Gのレコンギスタがめちゃくちゃ面白い。 Gレコ2話~4話感想。
ガンダム Gのレコンギスタ 四話まで見ましたがめちゃくちゃ面白いです。
これまでみた戦闘物の中では一番好みの作風です。好みというのはいわゆる「思い出補正」を抜いた場合の話だからです。純粋な内容だったら三重丸をあげたいほどですし、いわゆる布教するに足る作品でもあります。途中までしか見ていないのでまだ誰かに話してはいませんがすばらしい内容であることに違いありません。
持論ですがGレコでは特殊な話し方がされています。僕はこれを仮に「Gレコ話法」と呼んでいます。これはこれまでの富野作品にもあった富野節を発展させたものです。
特徴としては会話が一ずつ飛ばして話していくもので、普通会話が1、2、3、4、5、6と進んでいくところを、1、3、5、7、9、11と話していくものです。
言い換えるなら
登場人物1「AはBである。Bについてどう思いますか」
登場人物2「BはCだと思います。CとはDとも言えます」
みたいな会話をしたときにGレコでは
登場人物1「Aだと思わないか!」
登場人物2「Dだ!!!!」
という風に会話するものです。
見ている側は、AとDから、BとCを予想し、なおかつ予想が間違った時は修正しながら話さないといけません。
例えるなら
登場人物1「今日はいい天気だね。気分がいいな」
登場人物2「そうだね、気分がいいね。でもこの空の下でたくさんの人が今日も悲しんでると思うと少しさみしいな」
みたいな会話を
登場人物1「今日は天気がいいね」
登場人物2「少しさみしいね」
のように話します。
なので、ながら見するとなんかよくわからないことになります。倍速なんてもってのほか。
もちろんわかろうとする努力をしなくてもノリで楽しめるようにはなっています。そこらへんがGレコの凄いところです。僕もいつかGレコみたいな話を作ってみたいなと思いました。
(2020年3月5日完成)
続きを書きました。ぜひご覧ください。