音水信二のはてなブログ

NOVEL DAYSで小説を書いたり、noteでエッセイや思想的なことを書いたりしています。はてなブログではウルトラマン、仮面ライダー、富野由悠季を中心にヒーロー、ロボット、ゲーム、ラノベ、ネット小説などなんでもありで思いっきり語りったりしながら楽しんでオタ活していきます。コメントフォロー大歓迎!

ミットナイトゴスペル第二話感想。二話のネタバレあり。

 

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 

 

 変なものをダウンロードしたら大変だよというパソコンあるあるのことを話したのち、主人公がポップアップの広告を踏んでしまい変な姿のデータをダウンロードしてしまいます。
 パソコンの電源を消したものの元には残らず、主人公は誤ってダウンロードしてしまった変な姿のまま世界を冒険しに行きます。

 そこで主人公は間違って、道化師の実(卵)のようなものを食べてしまったります。内容は露悪的にポップにグロテスクで所謂「子供に見せたら悪影響が出そうな」アニメの映像が流れます。
 これは変なものをダウンロードしたら大変だよと言っているのと繋がります。

 主人公は変な薬を撃たれたり、切られたり、ついにはミンチ肉になってしまいます。そんな中話されるのは「死について」。死を受け入れること、死には過程にしぎないのような内容が話させます。

 破綻したものの、無理矢理応急処置の仮設工事をしてギリギリ維持されている世界をぐるぐるを廻らせ続けます。それはまるで大きな体に食べられた食べ物が、消化され、胃や腸をぐるぐる回っていくかのようです。
 その世界は町の在り方についての批判のような落書きや殴り書きがされており、テロリストもおり、戦いが繰り広げられています。

 そしていろいろあったのち、世界が崩壊し、主人公はもとの世界に帰還します。
 体は元通りだと見せかけたものの、あの世界のミンチと靴をが一緒に帰ってきていることからあのグロテスクな世界の影響は確実に受けていることを示ししています。変なものをダウンロードしてしまったということです。
さらに口からは元居た世界で食べていた道化師の実が孵化し口から道化師の赤ちゃんがとびだします。所謂「黄泉の国のものを食べてしまった」というやつですね。
死を通して解放されたように見えて、死んでもすべてリセットされたわけでないことが示されました。

 二話にして、一話でのテンプレ崩しが起きました。これはすごいことです。なぜならば一話でテンプレと呼べるものを十分に構築した上で庭でインパクトある崩しが行われたからです。

『ミッドナイトゴスペル』は絵であったり価値観であったりがアメリカのものなのであり、東洋的なものや日本的なものだってあくまでアメリカを中心とした日本であるため日本人である私からしたらおもしろいんだけど、大好きにはならないし、少し馴染み難くもあります。
だからと言ってじゃあこと『ミッドナイトゴスペル』を話など自分の外の価値観の話を見なくていいのかというわけではなく、こういう話をものを見た上で、自分なりの世界を作っていけばいいのだと思います。

例えそれが変なものであったり危ないものであったりとしてもです。