音水信二のはてなブログ

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セブンガーの開発理由とセブン以外がカプセル怪獣を使わない理由の推理。

 『セブン』におけるカプセル怪獣は宇宙警備隊の装備ではない。当時のセブンは恒点観測員だ。これがどういう仕事なのかはない、おそらく情報を集める仕事だ。どういう業務があるのかはわからないが、セブンは自分の意志で地球を守ろうと思い実際にそれができるぐらいの武力がある。これがセブンが趣味で鍛えていたのか、ウルトラ族がたとえ恒点観測員でも一般的な宇宙人よりも強いのか、恒点観測員には戦闘力が必要な仕事なのかはわからない。カプセル怪獣はそんなセブンの装備品だ。
 一方、ジャック(あえてこう呼びます)、エース、タロウ、80、メビウス、ゼロ、タイガはなぜかカプセル怪獣を装備していない。なぜか。

 80は候補生なので持ち込みに制限がかかったと考えることはできるが他のウルトラマンには装備しない理由は見つからない。
 また映画『ウルトラマン物語』ウルトラの父と母が少年時代のタロウに「悪い怪獣だけでなく、良い怪獣もいる」と話すときの例としてカプセル怪獣のことを話す。このことからカプセル怪獣ウルトラの父には認知されているものの、子ども時代のタロウに知られるほどの知名度はないことがわかる。しかしこれはタロウが世間知らずで実はウルトラの国ではカプセル怪獣は有名だったとも考えられるのであまり参考にならない。
 『ウルトラマンタロウ』においてはタロウにペットがいる。これもタロウがおぼっちゃまなだけという可能性もある。『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVE』においてはウルトラセブンカプセル怪獣を使用しているこのことからすくなくともすべてのウルトラ戦士に怪獣の所有が認められていないわけではないということがわかる。
以上のことから怪獣の所有を認められていないわけではないものの、ウルトラ戦士に使う人が少ないということがわかる。
 ウルトラセブンが6兄弟というエリートメンバーであり、怪獣使いが差別対象であったり見下されているとは考えにくい。
 にも関わらずウルトラセブン以外のウルトラマンは『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVE』及び『ウルトラマンゼロ THE MOVE 超決戦!ベリアル銀河帝国』にてカプセル怪獣を召喚していない。
 

 以上のことから私はカプセル怪獣の所有には何らかの審査が必要で、その審査に通った人だけが、所有できるものではないかと考える。
 
 これがセブンが初めて地球に滞在して時期からなのか、セブンガー開発後からなのかはわからない。私はセブンガー開発前後のこの審査の難易度が急激に上がったのではないのかと考えている。
 というのもセブンガーの性能はウインダムなどのカプセル怪獣とは違うからだ。これは私の推測なのだが、恒点観測員のセブンが地球から帰還後ウルトラ兄弟扱いされていくなかでセブンにあこがれた若者戦士が、比較的審査に通りやすいカプセル怪獣使いの資格を取って活動を始めたのではないかと考えている。そのため新作カプセル怪獣の名前がセブンガーである。
 また需要が多くなったことから研究と開発が進み、あそこまで妙に強いセブンガーが製造されたのだ。しかしメジャーになったわけではなかったのでジャックは所持しなかった。またエースとタロウが所有していないのはウルトラの父の子供であるということから政治的な問題もあったのかもしれない。ウルトラの父はレイオニクスであるベリアルと交流があったことから怪獣を戦闘に使うことを積極的には推奨していなかった。そのためエースとタロウはカプセル怪獣を所持していなかったし、セブンガーを運んできたのはジャックだったのではないのか。

しかしレオが地球で戦っている前後で何らかのトラブルもしくは、政治的圧力により製造の制限及び、カプセル怪獣所有審査及び、資格の難易度が急激に上昇したのではないだろうか。

 これが2020年6月2日時点での私の推測である。そのため『ウルトラマンZ』の描写しだいで全部ひっくり返える可能性がある。

 

過去のセブンガー記事です。楽しんで頂ければとても嬉しいです。

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ウルトラマン系の記事です。

 

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