音水信二のはてなブログ

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『逆襲のシャア』の4DXを見てきた。ネタバレあり。

映画の内容はもちろん『逆襲のシャア』なので面白いに決まっている。しかし4DXにはかなり不満が残った。

 前回の記事を丸々すべて引用する。

otomizusinnzi.hatenablog.com

  先日4DX『逆襲のシャア』を見てきた。正直言う微妙だった。『逆襲のシャア』の内容はもちろん面白いのだが、いろんな動きが誰視点の動きなのかがこちゃごちゃになっていた。
そのため正直残念だった。
 剣で切る側の動きの直後切られる側の動きとなるので正直言うと没入感はなかった。映画としての統一感を感じなかった。
 また動きのバリエーションが少ないのでこれさっきも感じた動きだという場面があって残念だった。
発想自体は悪くないと思うので、ヒーローにおけるウルトラマン、アニメにおける高畑勲。ロボットアニメにおける富野由悠季のような存在がでてきて演出すれば化けると思う。もっとも僕が見た映画の動きだけが悪いのかもしれないが。

引用ここまで

 

より具体的に書こう。

 序盤のクエスの師匠的な存在が連邦軍兵士に叩かれる時、座席の後ろから叩かれる(けっこう痛い)。それはびっくりしたし面白かったのだが、後半でジェガンなどの切り合いとなっても同じ動きが繰り返されるのだ。言うならば飽きてくるのだ。MSの切り合いは連邦軍兵士の攻撃と同じぐらいなのかよとも思った。

 

 MS同士の攻撃も、攻撃する側の動きを体感した後、爆破される側の動きなったりすることがあって集中できなかった。

 

 ただ少し工夫するだけで化けると思う。というのも誰の視点で見ていいのか決まってないから混乱して楽しめないのだ。そのため視点を固定すればよい。

 もし私が4Dの振り付けを担当することになれば座席の動きはすべてカメラ視点に固定する。カメラの動きに添って座席が移動したり、振動したりすることにする。そうすることで動きを楽しみつつ、映画に集中することができるだろう。

 

otomizusinnzi.hatenablog.com