音水信二のはてなブログ

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中二から中三にかけて『仮面ライダー鎧武』をリアタイしたときの思い出

 私が中学二年生から三年生の時『仮面ライダー鎧武』が放送されていた。私は6年生の秋仮面ライダーにハマった。それまではあまり見たことがなかった。ハマった理由は仮面ライダーオーズのタジャドルコンボの歌を聞いて、歌とデザインがカッコいと思ったからだ。その後いろんなライダーを見てきたが正直『フォーゼ』と『ウィザード』には不満があった。もっと初期平成ライダーみたいなことをして欲しかったなと思った。今思えば様々な反論はあるのだが、当時はそう思っていたのだ。
 そんな時放送されたのが『仮面ライダー鎧武』だった。一話の段階でこれはものすごくシリアスな物語になるぞと感じだ。虚淵玄が脚本を担当すると言うこともあって、ものすごく不穏な雰囲気がする一話だった。もちろん雰囲気は明るめだったのだが、それが逆に不自然であって一種の露悪的な感じがしたのだ。
 いざ始まった物語は伏線のような会話だらけの一クール目、ハラハラされられる二クール目、キャラの設定上の強さを重視した展開。かっこいいカチドキアームズ。「ミックスジュースにしてやるぜ」というセリフに震えるなどたくさんの思い出を残してくれた。
 今思えば、結構ツッコミどころもある作品だが、僕にとって「見たいときに見たいものである作品」であることは確かだ。 
 僕の中にあった面白いライダーを見たい熱は『鎧武』で無事消化された。そして結果的には鎧武でライダーを卒業することになった。別に意識して行ったことではない『ドライブ』も『ゴースト』も『エグゼイド』も何話かは見たが、特に『エグゼイド』は序盤10話ぐらいと中盤8話ぐらいと終盤4話ぐらいを見た。しかし自然と離れていったのだ。
 その後、白倉P、武部Pが担当する平成ライダー最終作と言うことで『ジオウ』は見たし、『ビルド』は最終回だけ見た。この時は『鎧武』の時はできなかった映画でライダーを応援するという願いを叶えた。そして『ゼロワン』はやはり10話ぐらいは見たが自然と離れた。
 ライダーが嫌いなわけではないし、見下しているわけでもない、見たいものを見させてくれたから満足したのだ。
『鎧武』は僕の中二心を満足させてくれた作品だ。その点では僕は虚淵玄、武部直美ら『鎧武』制作チームにとても感謝している。

ところで僕はまだ満足の行く『ウルトラマン』をリアルタイムで見るという願いを叶えていない、『オーブ』は結構いいところ言ったなと思ったのだが、もう一声欲しいところもあった。そんな中現在二話まで放送中の『ウルトラマンZ』はとてもおもしろい。もしかしたら『仮面ライダー』で言う『鎧武』と同じように僕を満足させてくれるウルトラマンになるかもしれないと楽しみにしている。

 

 

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