音水信二のはてなブログ

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ウルトラマンギンガS考察。「ストリウムブレス量産説」 なぜウルトラ兄弟は十分強いギンガにストリウムブレスを授けたのか。もっと力を必要としている人がいるのではないのかという疑問とそれへの回答

ウルトラマンギンガS』ではコネでパワーアップしたともとられかねない場面があります。本編序盤でギンガがタロウと5人のウルトラマンの力(おそらく力の一部)をもらいパワーアップしました。しかしギンガはその時点で敵にはあまり苦戦していません。宇宙中にはウルトラマンの力を欲している人はたくさんいるの何故もともと十分強いギンガに6人分も力を与えるのかという疑問が生まれます。

 ギンガに変身するヒカルはピンチの時に自分自身力で壁を乗り越えることが出来るウルトラマンです。敵に友達が操られた時は助けに入って説得し助けます。ウルトラマンの力が使えない時は怪獣の力を使って戦ったりもします。
3分を超えた戦いをするため、ウルトラマン二人で三分ずつ、人が三分戦って、一人が三分休憩を繰り返すという熱血プレーもしてくれました。
 そんな強い精神と肉体を持ち合わせた主人公だからこそ、ウルトラ兄弟6人の力がなくても、何とか自力でパワーアップして戦えた気がするのです。
そりゃ一緒に戦った仲間であるヒカルに力を託したくなるのはわかるがその分の力が必要な人は宇宙にたくさんいるのではないでしょうか。

それはウルトラ兄弟によるギンガへのえこひいきとも言われてかねません。

ウルトラマンギンガS』を擁護するとすればウルトラ6兄弟が力を貸していたのは半年ぐらいの期間でしかないということです。何万年も生きるウルトラマンからすれば半年なんて一瞬なものでその間少し力を貸して安全な環境で後輩を育てた上で、育ったウルトラマンギンガにこれから何万年も一緒に宇宙を守ってもらおうという考えがあったのかもしれません。
 また本編においてタロウ以外のウルトラマンがどれぐらいの力をギンガに与えたのかは不明です。そのため与えたのは力の何万分の一しか渡していないとも解釈することができます。そして本編で描かれてないだけでウルトラ兄弟たちは宇宙全体の困っている人に少しずつ力を与えているのかもしれません。
 

またギンガSにおいてタロウはほとんど言葉を発しません。前作ではあんなにたくさん話していたのになんででしょう。
 そもそもギンガに力をくれているならアイテムにならず生身で戦ってほしいものです。

 もしかしてあれはタロウとの通信機的なものだったのかもしれません。タロウが光の国でタイガを育てたりしてるついでにちょくちょくギンガに力を貸しているのかもしれません。今はやりのリモートワークですね。


 もしかしてストリウムブレスに該当する装備は何セットかあるのかもしれません。それにそれぞれウルトラ戦士複数人の力が込められており、メンターとしてのソフビ風リモートウルトラ戦士がついている。
 ギンガなどの宇宙警備隊に正式所属しているわけでないものの、各地で一緒に戦った新人に必要に応じて配っているのかもしれません。


 そう考えたらギンガSにおけるウルトラ6兄弟の力が一気に納得できるものになります。
 あれは宇宙警備隊候補生の新人外部戦士と通信し相談に乗りつつ彼らの人格を見極め、なおかつ程よく手助けできるというWINWINなアイテムなのかもしれません。

 もしかして今日も宇宙のどこかで新人ウルトラ戦士たちがストリウムブレス的なものを使いつつ戦っているのかもしれません。