音水信二のはてなブログ

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『デジモン02』とタケル史観論とアニメ考察ブログの肯定


 『デジモンアドベンチャー02』は僕にとって思い出深い作品ですが、ひとつ気になったところがあります。それはいい感じの場面で周囲のキャラクターが唐突に主人公のことをほめだすのです。私はそれを聞いて主人公だから都合よく、アゲアゲされているな、そういうのはあまり好きではないなと思いました。
デジモンアドベンチャー』はかなり好きでしたが『02』は4クールものにしてはいろんな構成が微妙というか、登場人物の内、京と伊織の活躍があまりなく、終盤取って付けたようにスポットがあたりいいキャラになるのだけれど、それまでの経緯があんまり生かせていない気がしたり。
 もちろん『02』も好きなのですが、タケルとヒカリも前回の貯金でそれっぽく活躍しているが、『02』単独でのキャラの描写は微妙な気もします。
 主人公の大輔とライバルの賢がメインの話だなと思っていました。
 確かに好きではあるし、思い出深いけど、「俺が書いたほうが面白いのでは(失礼)」とオタク特有のことを考えたりしました。
それを言い出すならば『デジモンアドベンチャー』シリーズ全体の疑問を言えば勇気と友情と光と希望愛情が並列の紋章になっているので、例えば「ヤマトには勇気も愛情も知恵も希望も光もないのかよ」と言えてしまったりします。逆に「太一にはヤマトほどの友情も、空ほどの愛情もないのかよ」と言えてしまったりします。そういうわけではないとは思うのですが。
しかしそんなことを考えるぐらい好きな作品ではありました。僕の中にはかなり思い出に残っています。

 以下『デジモンアドベンチャー』及び『デジモンアドベンチャー02』のネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 思い出に残っているなりに引っかかるところもあるなか、ある日僕はあるブログに出会いました。

 

U型改

デジアドシリーズ考察 タケル史観論

www1.odn.ne.jp/~caa65240/tokubetu/deji-adtakeru.html

 

 実はこの2作は将来作家になったタケルが子ども時代を振り返って書いたという設定です。最終回では親となったタケルたちが子どもを冒険に連れ出すところで終わります。
 そのためこの作品はタケルの回想とも、タケルの描いた劇中劇ともとれるのです。
 そのことについて書かれたブログがこちらです。

 この記事では実はすべてタケルが書いた、一視点に過ぎないではと仮定した上でならば、こういう見方ができるのではないかという提案がされています。 

私はこの記事を確か中学の頃読み、非常に納得ができました。このブログに書かれたことが公式が考えた正しいことだとは思えませんが、これまで『02』で疑問に感じていたところや矛盾していると思ったことなどがすべて繋がりました。そして『02』という作品とキャラクターたちをより好きになることができました。
 私は他にもいろんなサイトや解説本、動画などでこういう経験があります。そのため今こういうブログを書いていますし、さまざまな文化や作品に対する感想や考察記事などは億あった方が良いと思います。
 理想を言えばほぼ全員がブログを作り自分の好きなものについて考えたりしたら、少なくともアニメや特撮、小説などの世界はもっと豊かになると思います。

 

デジモンまとめ記事はこちら

 

引用したブロガーさんもおすすめ(したページに書いています)の作品『OVERMAN キングゲイナー』もおすすめです。

www1.odn.ne.j

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

私が昨日書いた記事です。

 

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 

私が以前引用した記事に影響を受けて書いた記事です。

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com