音水信二のはてなブログ

note https://note.com/otomizusinnzi/ やTwitter @quGbaUmdpQraIar で活動していました。

音水信二の作品語り

『ウルトラマンZ』がニュージェネレーションではない理由。

私は『ウルトラマンZ』はニュージェネレーションではないと思っている。なぜならばニュージェネレーションシリーズはすべて、本来の姿を失ったウルトラマンがいろんなものの力を借りながら復活していく物語だからだ。 ゼットは自分の体を失っていない。体を…

雑談『おもひでぽろぽろ』感想。結果としてプリンセスものと同じ構図になっている『おもいでぽろぽろ』。

高畑勲版『おもひでぽろぽろ』を見ました。この映画はなぜか農家に嫁ぐ思想を広めるためのプロパカンダ映画のような扱いをされています。なぜそうなったのか2019年の夏頃考えていました。そして一ヵ月ぐらいたったある日気づきました。この映画は構造がプリ…

アニメ『じゃりン子チエ』。人化された猫たちはもちろん、チエもヒラメもかわいく見えるところがすごい。

私が好きなアニメのひとつに高畑勲監督の『じゃりんこチエ』というアニメがある。これは昭和の大阪の下町を舞台とした作品だ。原作ははるき悦巳の漫画である。こちらも読んだことがあるがとてもおもしろい。 魅力的なキャラが数多く登場する。私は中でも擬人…

『デジモン02』とタケル史観論とアニメ考察ブログの肯定

『デジモンアドベンチャー02』は僕にとって思い出深い作品ですが、ひとつ気になったところがあります。それはいい感じの場面で周囲のキャラクターが唐突に主人公のことをほめだすのです。私はそれを聞いて主人公だから都合よく、アゲアゲされているな、そう…

追記あり ウルトラマン、富野ファンの僕が『レディ・プレイヤー1』を見た時に抱いたこの描写どうなのと思ったところ。日本製コンテンツの扱いの悪さと最後のセリフへの反論。日本人は怒った方が良い?

金曜ロードショーで『レディ・プレイヤー1』が放送されました。なかなか面白かったですが、思うところが二つあったのでブログに書きます。 私は金曜ロードショー版を一度見ただけですし、スピルバーグにも詳しくありません。そのためスピルバーグファンの方…

『ウルトラマンR/B』を語る。

『ウルトラマンR/B』についていくつかの記事を引用しながら語っていきます。 私は『ウルトラマンR/B』は非常に惜しい作品だと思っています。『X』、『オーブ』、『ジード』とスタッフのノリが良くなってきていたこともありますし、役者もとても良かった。…

『ガンダムX』とか『仮面ライダークウガ』のように優しい人たちが出てくる作品だってリアルだと思う。

リアルな作品というものがあります。何をもってリアルというのかはわかりませんが、リアルな人間関係と呼ばれる作品の中にはただ単にギスギスしているだけの作品もあります。 ならば優しい人たちがたくさん出てくる作品はリアルではないのでしょうか、私はそ…

『仮面ライダー剣』はネタ作品ではない。公式は『剣』を大切にして欲しい。『仮面ライダー剣』を語る。

『仮面ライダー剣』という作品がある。僕はこの作品のこととても好きだ。中学生の頃見始めた理由はオンドゥル語というネタで笑ったことをきっかけに興味をもったことだ。しかし実際に視聴すると熱い展開にとても楽しむことができた。 しかし最近は公式まで『…

『ターンエーガンダム』のハリー中尉っていいよね。

『ガンダム』において富野由悠季監督がシャアに自分の本音の一部を語らせていたことは有名です。シャアは理想を掲げた結果どこかへ行ってしまいましたが、その後も富野由悠季作品にはそれに該当するようなキャラクターが出てきます。 『ターンエーガンダム』…

富野由悠季作品を見て感じた「リアル」でなくても良いということ。

なにか物語や作品の感想を言う時にリアルという言葉はほめ言葉として使われることがあります(批判として使われることもあります)。 なので私も小説や脚本を書いたりしたときリアルに作ろうと思って書いていました。 しかし『ガンダム Gのレコンギスタ』や…

富野由悠季はあと何年生きるのだろう

私は富野由悠季作品のファンです。 これからもいろんな富野由悠季作品を見ていきたいなと思います。 しかしたまに思うのです。あと富野監督は何年ぐらい生きるのかと。 人はいつ死ぬかわかりません。いろんな死に方がありますが、私はお迎えが来たときに、自…

『Gのレコンギスタ』のアンチについて考える。

私が大好きなアニメ『Gのレコンギスタ』にもこのアニメは苦手だと思う人もいます、面白くないのでもう見ないと言っている人もいます。 人によって感性は違います。なので私が好きなものを世界中の人が好きであるべきだとは思いません。私が好きなものを理解…

『ガンダム Gのレコンギスタ』感動のラストを語る!!!

今回はそんな『Gレコ』のラストがいかに素晴らしいかということについて語っていきます。以下ネタバレありです。『Gレコ』はとても面白いので、ネタバレを見たところでも楽しめることはできると思いますが、興味がある方はこちら方一話を無料で見ることが…

『ウルトラマンZ』がめちゃくちゃ面白い。特撮ヒーロー作品として10年に一度いやもしかして20年に一度の大名作になるかも

普段ブログで『ウルトラマンZ』に関する感想記事や考察記事を書いており、すでに今週分の本編、ボイスドラマの感想記事を書き終えたのですが、『Z』熱が収まらないので、その熱を逃がすためも記事を書きます。 私は以前noteで「『ウルトラマンZ』を応援し…

気持ち悪さって大切だよね。「『高畑勲映画』がすごいと思う。私はそれが好きだ」という話。『おもひでぽろぽろ』『柳川堀割物語』『ホーホケキョ となりの山田くん』『火垂るの墓』などについて感じること。

心に残る文章や作品というものがありますが、それは綺麗なものだけとは限りません。 わけのわからないものや気持ち悪いものも印象に残ります。僕はそういうものも大切だと思います。言い換えればそれは毒と言えるかもしれません。 毒をむやみに入れればただ…

物語世界でも現実世界でもサテライトキャノンを連発しなかったガンダムX

『機動新世紀ガンダムX』では主人公が最初から、「サテライトキャノン」という一方的に敵を殺戮できる兵器を持ちながら、それを使うべきなのか迷いながら戦わせるというストーリーにしました。 これはガンダムという大人気コンテンツの名のもとに他のロボッ…

雑談 Gレコの後期OPテーマ『ふたりのまほう』について書いてみる。

Gレコの後期OPテーマ『ふたりのまほう』私はこの歌がとても大好きですし、Gレコの主題歌としてもとてもあっていていいなと思っています。 大まかな内容としては、遠くにいる大切な人への思いを伝えている歌で、恋愛の歌とも読めますが、それだけでなく、さま…

ターンエーガンダムとGレコに関するメモ

こんにちは音水信二です。最近は散歩したついでに公園でブランコに乗りながら、時にベンチで富野由悠季のエッセイを読んでいます。最近は『ターンエーの癒し』と『だから僕は』を読みました。 先日『ターンエーガンダム』を視聴し終わりました。まとめて視聴…

『仮面ライダーキバ』で最も不遇なのはバッチシャーフィーバーではなくシュードランである。

仮面ライダーキバにシュードランというメカが出てくるらしい。しかし僕は見た覚えがない。仮面ライダーキバはレンタルDVDで全話見た、小説版も劇場版も見た。なのに全く記憶にないのだ。画像を見たら思い出すかもしれないと思いネットで検索してみたがどれも…

仮面ライダー響鬼の楽しみ方

仮面ライダー響鬼はいろいろなトラブルがあった作品でもあり、仮面ライダーファンの中でも手を出しかねている人もいる。 また視聴した人の中にも、偉そうなおじさんが道徳的なことを言ってくる番組だ、これは偉そうにしたい権力欲に飢えたおじさんが見て楽し…