『ガンダム Gのレコンギスタ』カーヒル大尉恋愛営業説
2020年5月28日執筆
この記事はGのレコンギスタのネタバレが含まれています。
Gのレコンギスタに登場するカーヒル大尉、出番がすくないのでどういう人物なのか、視聴者それぞれが推測されています。
僕も僕なりのカーヒル大尉像をイメージしていたのですが、ネットでいろんな記事を見て見るとまるでカーヒル大尉はアイーダ姫に手を出している。そのためか周囲からあまり人望がないという説があるようでとてもびっくりしました。
カーヒル大尉手を出してたん?って。確かにカーヒル大尉が亡くなってからのアイーダの取り乱しっぷりはとても大きかったから恋愛関係があっても不思議ではありません。
こちらのブログではカーヒル大尉とアイーダ姫、恋愛関係がある前提で、カーヒル大尉を擁護する内容となっています。
私はソースを確認できていないのですが、どうやら公式がアイーダとカーヒルが恋愛関係があったことを話しているらしいですね。しかし私はアイーダとカーヒルが恋愛関係ではないことを前提に記事を書いて行きたいと思います。
なぜか、私個人としては二人に恋愛の感じがしないからです。
公式の発言は「公式が言っているだけ」です。
ガンダムにおいて本編で描写されていない設定がコロコロ変わるのは日常茶飯事です。たまに本編で描写されている設定も変わってる気がするけどたぶん気のせいでしょう。
じゃあどういうことなのでしょう。そこで私はカーヒル大尉恋愛営業説を考えました。
これはカーヒル大尉がアイーダが自分のことを好きであることを自覚した上で、ホストのようにアイーダにまるで自分も相手のことを大切に思っているように接していたという説です。
この説の根拠
1アイーダはファザコンっぽい
2カーヒル目線でアイーダがポンコツっぽい。
3アイーダを単身で助けに行くぐらいの負い目がある。
の三つです。それぞれ説明します。
1アイーダはファザコンっぽい
アイーダは本編中父親と一見仲がよさそうに描かれていますが、実際のところどうだったのでしょうか。もし本当に父と心が通じ合っているのならばGレコの終盤はずいぶんと違った展開になっていたはずです。
仲がいいのは一見仲がいいだけで実際は壁があったのではないでしょうか。
それらの理由からアイーダは父親代わりを探していた。そしてそういう対象としてカーヒルを愛していたのではないでしょうか。
だとすればベルリがアイーダにあまり相手にされていないことも納得です。アイーダ的には年上のおじさんのように自分を認めてくれる人を求めていたとすれば本編中のベルリにはお手上げです。
2カーヒル目線でアイーダがポンコツっぽい。
アイーダさんは結構危ういところがあります。もし1で述べてたようにアイーダが父親代わりの人を求めていたのならば、そこを利用され絵『逆襲のシャア』におけるクェスのようにいつの間にか敵に寝返ってしまったりしかねません。そうならないようにカーヒル大尉はアイーダが自分のことを好きなことを利用して恋愛営業をしていたのではないのでしょうか。もちろん別にアイーダのことは好きではあったのでしょうが、それなりに力があるおじさんが恋愛する相手として見ると正直本編中のアイーダはそこまで魅力的でないと思うのですが。
3アイーダを単身で助けに行くぐらいの負い目がある。
アイーダに対して好意を持っていることの根拠にも出されていますが実は、2の理由からアイーダに負い目があったのではないでしょうか。それで出撃した結果劇はされてしまったのではないでしょうか。
カーヒル大尉人望がない説とかが出てしまったのは、同じポジションであるデレンセンがカッコよすぎること。また同じく優しい兄貴であるケルベス中尉がめっちゃいいキャラだったことなど同じポジションのライバルがたくさんいたこと。
さらにベルリと恋敵になっていることなど、なぜか単身で出撃してそれを誰も止めなかったことなどが重なってしまったのだと思います。
カーヒル大尉は良い人だったと思います。なぜならEDでデレンセン、ベルリ、カーヒルの三人が並んで同じ方向に向かっている絵があります。私はこれを二人がベルリを導いている図だと思っています。
こういう絵があることはカーヒルがデレンセン並みにいい人であることを示しているのだと思います。
この記事はあくまで私の見方です。読者の方がGレコをより楽しめる素材の一つになれば幸いです。
こちらの記事もよろしくお願いします。