音水信二のはてなブログ

note https://note.com/otomizusinnzi/ やTwitter @quGbaUmdpQraIar で活動していました。

アニメ『じゃりン子チエ』。人化された猫たちはもちろん、チエもヒラメもかわいく見えるところがすごい。

 私が好きなアニメのひとつに高畑勲監督の『じゃりんこチエ』というアニメがある。これは昭和の大阪の下町を舞台とした作品だ。原作ははるき悦巳の漫画である。こちらも読んだことがあるがとてもおもしろい。

 魅力的なキャラが数多く登場する。私は中でも擬人化された猫であるコテツが好きだ。

 この作品のすごさに登場人物でるチエやヒラメがかわいく見えるところが上げられる。

絵だけを知っている方からすれば、この絵の女の子がかわいく見えることには疑いもあるかもしれない。

 しかし実際に見て見たらわかるように、チエもヒラメもとても魅力的に描かれている。これは話も力もあるが、一番は絵の力だと思う。アニメ『じゃりン子チエ』はキャラクターの魅力を描き切れば、いわゆる萌え絵で性的魅力を出すなどをせずとも、魅力的に、かわいく女子キャラを描けることの証明の一つとなっているだろう。

 

Honya Club 『じゃりン子 劇場版 BD』 URL

https://www.honyaclub.com/shop/g/g16988332/

 

関連記事

 

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

『ウルトラマンZ』 五話感想 メタ発言するジャグラー

前回の記事 

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 

 予告に登場したジャグラーまさにジャグラーでしたね。スラン星人がジャグラーに化けている説。良くにた別人説。同姓同名説など様々な説を打ち破り本人説にたどり着きました。

 しいて言うならば、ヘビクラはジャグラーと同じ姿に変身する生命体でジャグラーとはよく似た別人説はまだ生きていますが、さすがにそれはないでしょう。

 

 『ウルトラマンZ』の二大特徴は怪獣を使った比喩表現とメタ発言の多様だと以前書きましたが、ヘビクラはメタ発言どころか、観客を見ていましたからね。画面を見る。そして変身時「お待たせ」も含めて、メタ発言どころが、第四の壁を視聴者に意識させていますね。

 『ウルトラマンZ』早くも第四壁を割りかけています。この先どうなるか楽しみですね。

 

 

『Z』一話前に書いたこちらの予想記事ではヘビクラがジャグラーである理由を予想し書きました。

otomizusinnzi.hatenablog.com

  もう一つの予想記事も「平成」と「令和」という。大筋は当たっていると思います。僕はこの記事で三号ロボは第一予想ジャンポット、第二予想グローカーとしましたが、どうなのでしょうか。

otomizusinnzi.hatenablog.com

 楽しみですね。

 

2020年8月7日追加 次回の記事です。

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

読んで頂き、ありがとうございます。 

 

 

これまで書いてきた記事です。

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

『ウルトラマンZ』ボイスドラマ第四回感想

 

いい感じに師弟関係になってる感じが好きです。

そしてアギラに高い知能があると公式で明言されました。 拍手 
セブンガーがカプセル怪獣にカウントされました。 拍手

そして私の予想していた「怪獣と戦うウルトラマンマイナー説」が部分的にあたっていて嬉しい。
せっかくなので以前書いたカプセル怪獣考察記事を張り付けておきます。

 

otomizusinnzi.hatenablog.com

 より引用


『セブン』におけるカプセル怪獣は宇宙警備隊の装備ではない。当時のセブンは恒点観測員だ。これがどういう仕事なのかはない、おそらく情報を集める仕事だ。どういう業務があるのかはわからないが、セブンは自分の意志で地球を守ろうと思い実際にそれができるぐらいの武力がある。これがセブンが趣味で鍛えていたのか、ウルトラ族がたとえ恒点観測員でも一般的な宇宙人よりも強いのか、恒点観測員には戦闘力が必要な仕事なのかはわからない。カプセル怪獣はそんなセブンの装備品だ。
 一方、ジャック(あえてこう呼びます)、エース、タロウ、80、メビウス、ゼロ、タイガはなぜかカプセル怪獣を装備していない。なぜか。
 80は候補生なので持ち込みに制限がかかったと考えることはできるが他のウルトラマンには装備しない理由は見つからない。
 また映画『ウルトラマン物語』ウルトラの父と母が少年時代のタロウに「悪い怪獣だけでなく、良い怪獣もいる」と話すときの例としてカプセル怪獣のことを話す。このことからカプセル怪獣ウルトラの父には認知されているものの、子ども時代のタロウに知られるほどの知名度はないことがわかる。しかしこれはタロウが世間知らずで実はウルトラの国ではカプセル怪獣は有名だったとも考えられるのであまり参考にならない。
 『ウルトラマンタロウ』においてはタロウにペットがいる。これもタロウがおぼっちゃまなだけという可能性もある。『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVE』においてはウルトラセブンカプセル怪獣を使用しているこのことからすくなくともすべてのウルトラ戦士に怪獣の所有が認められていないわけではないということがわかる。
以上のことから怪獣の所有を認められていないわけではないものの、ウルトラ戦士に使う人が少ないということがわかる。
 ウルトラセブンが6兄弟というエリートメンバーであり、怪獣使いが差別対象であったり見下されているとは考えにくい。
 にも関わらずウルトラセブン以外のウルトラマンは『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVE』及び『ウルトラマンゼロ THE MOVE 超決戦!ベリアル銀河帝国』にてカプセル怪獣を召喚していない。
 
 以上のことから私はカプセル怪獣の所有には何らかの審査が必要で、その審査に通った人だけが、所有できるものではないかと考える。
 
 これがセブンが初めて地球に滞在して時期からなのか、セブンガー開発後からなのかはわからない。私はセブンガー開発前後のこの審査の難易度が急激に上がったのではないのかと考えている。
 というのもセブンガーの性能はウインダムなどのカプセル怪獣とは違うからだ。これは私の推測なのだが、恒点観測員のセブンが地球から帰還後ウルトラ兄弟扱いされていくなかでセブンにあこがれた若者戦士が、比較的審査に通りやすいカプセル怪獣使いの資格を取って活動を始めたのではないかと考えている。そのため新作カプセル怪獣の名前がセブンガーである。
 また需要が多くなったことから研究と開発が進み、あそこまで妙に強いセブンガーが製造されたのだ。しかしメジャーになったわけではなかったのでジャックは所持しなかった。またエースとタロウが所有していないのはウルトラの父の子供であるということから政治的な問題もあったのかもしれない。ウルトラの父はレイオニクスであるベリアルと交流があったことから怪獣を戦闘に使うことを積極的には推奨していなかった。そのためエースとタロウはカプセル怪獣を所持していなかったし、セブンガーを運んできたのはジャックだったのではないのか。
しかしレオが地球で戦っている前後で何らかのトラブルもしくは、政治的圧力により製造の制限及び、カプセル怪獣所有審査及び、資格の難易度が急激に上昇したのではないだろうか。
 これが2020年6月2日時点での私の推測である。そのため『ウルトラマンZ』の描写しだいで全部ひっくり返える可能性がある。

引用ここまで
嬉しかったので記事まるまる一つ引用しました。この他にもセブンガー関係の記事やウルトラマンガンダム仮面ライダー関係の記事をたくさん書いています。読んで頂ければ嬉しいです。
 ではまた来週お会いしましょう。来週も『ウルトラマンZ』が楽しみです。

 

 

 

 

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 

ところでこの予想は当たっているだろうか

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

『ウルトラマンZ』第四話感想

これまでの記事はこちらから

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

 


上からのお達しで世知辛い目にある。上同士がずぶずぶで変なことをさせられるという現代日本人が背負う悲しみを描いている。
『Z』のこういうところが大好きです。

新型は人型ロボットやはりジャンボット もしくはダークサギ

otomizusinnzi.hatenablog.com

前回書いた予想記事です。結構自身があります。

 コ プロデュサー 足木淳一郎
コ プロデュサーって何だろうと思って調べて見ました。 副プロデュサー。サブプロデュサーという意味だそうです。


テレスドンがデットンのようになっている。やはり一期怪獣です。『Z』において一期怪獣、二期怪獣という概念は重要だと思います。もしかしたらデットンのようになっているのにも意味があったのかも。
そういえば、テレスドンは『オーブ』においてハリケーンスラッシュと戦う前に負けたと言う過去があります。似た武器が登場する前に亡くなるのは『オーブ』オマージュかもしれませんね。

私も見たいで出動する隊員。やはりストレンジは現代的だ。

otomizusinnzi.hatenablog.com

 以前書いたストレンジの記事です。


食べ物を研究用の冷蔵庫に入れるのは危険。寄生されるぞ。これはガチでやばいぞ。

 

『ジオ』フロント。今回の怪獣は中に何か入っています。ジオフロントは普通の言葉としてありますが、あえてこの言葉を選んだのには『X』がきっかけで『オーブ』以降ウルトラシリーズが復活した。しかしそれの怪獣は見かけが変わらないが中身に何かが入っていたという意味合いが込められているかもしれませんね。
 どこまで意識したかは謎ですが、スタッフから「同じ名前だね」というツッコミはあったはずです。


ウインダムが起きない。これは一期怪獣であるという意味がかかっているでしょう。怪獣物を作ろうとしてもできるのは二期的なもので、一期的なものはなかなかできないという思いが込められていると感じました。


バコさんがかっこいいことを言う。しかし食べるものに触れるものに、怪獣のいろんな体液がついたものを使うのは危険なのでは、寄生させるぞ。


「理想を捨てたら役にたたない」これは『Z』を作っているスタッフ思いを自分たちに近い立場のバコさんに言わせているのでしょうね。


そしてプリンが焼けた問題ではないでしょう。ハルキはそれでいいのか。冷蔵庫もう一つ置く予算は用意すればいいのに。
というかバイオハザードマークついてるところにプリンとかネロンガの機関を入れておくとか、それを一般用の冷蔵庫に入れて指令室にいれておくって、下手したら停電で壊滅するぞ。この指令室。ネロンガもいる世界なのに。
 もちろん停電対策はしているでしょうが、それにしても危ないです。

今回の話は脚本の問題でキャラクターたちの衛生管理がめちゃくちゃになってしまった感じがします。
 もしかしたら伏線かもしれませんが。


変身シーン、思いっきりバレるだという感じになる。


ネロンガの力でウインダム復活。ウインダムが『セブン』の一話怪獣であることを考えると、『ウルトラマン』の力で続編『セブン』が作られたという風にこのシーンは読めますね。

「いいね二号ロボット」なんか名言っぽいですね。声にだして読みたい日本語。


そしてウインダムのどこからミサイル出してるねん感。最近ありえないと言われ続けた円谷チーム制作したロケット着陸シーンが現実になったのでもしかしてウインダムのミサイルも現実になるかもしれません。
もしかしてネロンガの器官とバイオハザードマークとプリンを一緒に入れておいても問題がない冷蔵庫もできるのかもしれませんね。


そして町の看板の辻本ボックス。監督の名前と書けたお遊びですね。なぜ24時間のボックス倉庫会社なのかは意味があるかもしれないです。考えておきます。


ゼットくん返事ぐらいしたらどうだ。不愛想な宇宙人だと思われるぞ。

 


バコさんが良い目にあう。このことについて詳しく描いた記事はこちら。

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 

 

 そしておもちゃで遊びたくなるヘビクラ隊長そして次回予告でジャグラー登場。
私は以前この記事で過去のウルトラシリーズを参考にヘビクラはジャグラーだと指摘しました。

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 

しかしまだ別人の可能性はあります。
ヘビクラは単純に新しいおもちゃで遊びたくなっただけで、ジャグラーは別人かもしれません。それにスラン星人かもしれません。『ウルトラマンタイガ』のニセベリアル&スラン星人登場回は辻本監督の登板回でしたし。ちなみに『X』のスラン星人回はアベ監督が担当されました。

そして次回の登場怪獣はやはり一期怪獣。『Z』を見る上で一期という概念は持っていた方が楽しめますこのことについて書いた記事も近日投稿します。読んで頂けるととても嬉しいです。それではまた来週お会いしましょう。コメント誰でもできるようにしていますのでしていただけるととても嬉しいです。

 

追加 2020年8月7日 

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 

これまでの記事

 

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

おすすめ作品紹介シリーズ 第三回 君は『柳川堀川物語』を知っているか?この作品がなかったらジブリは存在しなかった。制作3年、監督高畑勲、プロデューサー宮崎駿 宮崎駿が家を抵当に入れてまで制作した作品だ。 ドキュメンタリー映画

前回はこちら 

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 君は『柳川堀川物語』を知っているか?この作品がなかったらジブリは存在しなかった。制作3年、監督高畑勲、プロデューサー宮崎駿だ。時間はなんと165分、つまり2時間45分、およそ30分枠で放映されるテレビアニメ6話分だ。制作費には『ナウシカ』で儲けたお金がふんだんに使われているが、それでも足りず、プロデューサー宮崎駿である宮崎駿は家を抵当に入れた。

 その内容はずばり、柳川掘割の映像を映すドキュメンタリーだ。ドラマチックなエピソードや美しい俳優は存在しない。
 単純に柳川堀割の映像を流しながら、歴史や背景をナレーションで説明していく映画だ。

 この作品は当初1年の期間で撮影される予定だったのだが、高畑監督が凝った結果製作期間が3年になってしまった。宮崎駿はこのままでは家を失ってしまうと考え、鈴木敏夫に相談した。その結果借金を肩代わりしてもらうために出来たのがスタジオジブリであり『天空の城ラピュタ』だ。そしてその後『トトロ』や『火垂るの墓』が制作されることになる。
 ちなみにこの映画に宮崎駿が出資した理由は『ナウシカ』制作時に、鈴木敏夫が契約を上手いこといじくって宮崎駿に入るお金を増やした結果、宮崎駿は小金持ちになった。しかしそのお金を好き放題使ったらアニメーター仲間にいろいろ言われそうだ。そういわれたくないため高畑勲の映画に出資したら、借金を背負うことになってしまった。つまりジブリ高畑勲宮崎駿鈴木敏夫3人がいろんなことをした結果生まれた場所であるとも言えるだろう。またこれ以降ジブリは今現在まで高畑勲が使ったお金を宮崎駿が稼ぐという形にもなっているとも言える。
 
この映画の逸話の一つにこんなものがある。ある撮影中、柳川周辺に大きな豪華な家が見えた。高畑勲鈴木敏夫に言った。「宮崎さんもこの映画に出資しなければ、あんな家にすめただろうに」。


さてこの映画の映像はとても綺麗だ。序盤は見ていて綺麗な映像だなと思いながら見ているし、ナレーションが話してくれる話も面白い。30年以上前の日本を映した懐かしい映像もたまらない。
 しかし中盤になるにつれ、私は一体何を見せられているんだと感じる。時々アニメで説明パートが入るがそれがまたわかりやすいのが、日本のアニメ映画の巨匠二人が3年間もこれ作っていたのか?莫大な予算をかけてと思わざるおえない。
 このお金と時間があればもっとすごい映画が取れていたのではないかと困惑させられる。
 しかし私は、本作を最後まで見た後、『柳川堀割物語』はなんだったのだろうと思い返して考えているうちに作品に込められた力を感じることが出来でき、映像を見る、アニメを見る、映画をみるという姿勢そのものや考え方が変わった。
 また以後高畑勲作品、例えば『赤毛のアン』などを見た時なぜか絵が何倍も良くなった気がした。おそらくそれは高畑勲が好きそうな物語と共に高畑勲が好きそうな映像が流れてきた結果。以後高畑勲が好きそうな物語を見た時に、無意識の内に『柳川掘割物語』の映像を思い出すことができ、自然とアニメの映像と『柳川掘割物語』の映像が合わさりより綺麗な映像に感じることができたのだろう。
 もしかしてそういうことを考えた上でこの『柳川掘割物語』は作られたのかもしれない。

この映画を見て入ると、そしてこの映画のことを考えていると私の何かをつくるというものに対する関する考え方が変わった作品だ。
 アニメファンの方にはぜひ見てもらいたい作品である。

私はこの映画を2019年の夏に見た。その当時は今に比べて映像を見る力がなかった。今だってまだ成長過程だ。今後芸術や映像、文学などを勉強した上で、高畑勲の書籍や好きだと言っている作品などを勉強した上でもう一度読み返したいと思っている。

 

ジブリ系』記事一覧

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

 

 

おすすめ作品紹介シリーズ一覧

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

 

『機動新世紀ガンダムX』は何を目指したのか。ネタバレあり。

 『ガンダムX』とはどういう物語だったのか。これまでの『ガンダム』の総決算をすることで、今後生まれてくる新しい『ガンダム』を肯定するという物語であり『ターンエーガンダム』や『ガンダム Gのレコンギスタ』にも通じるところがあった。
 もちろんそれも二作と比べると『X』の方が進んでいたところもあれば『ターンエー』、『Gのレコンギスタ』の方が進んでいるところもある。
 私にとってはどの作品も大好きで大切な話だ。三作ともさらに評価されるべきであると思っている。『ターンエーガンダム』、『Gのレコンギスタ』は近年再評価が進み、「見たら面白い」という評価になりつつある。そこで私はその二作の知名度向上のためにブログを書いている。私が面白いという作品を好きな人が増え、その人たちが世界を作っていけば、それは私にとっても楽しい世界になると思っているのだ。
 そのため『X』も再評価されて欲しいと思ったので、この記事を書いている。しかし3クールあるアニメのすべてを解説するだけの時間と労力は今の私には出せない。そここの記事は『機動新世紀ガンダムX』をどういう風に見れば良いかということを書いた。
 しかしネタバレが多く含まれる。そのためこの記事は『X』を知らない人が見るというよりは、なんとなく知っている。スパロボで知った。昔見た。前日見終えた人などを対象にしている。初見の人に『X』を進める記事は来年の今頃に書く予定だ。
 『X』はメッセージを伝わりやすく物語を組んでいるので、私以外にも私と同じ考えの人やそれをブログや本で書いた人もいると思うが、私の口で私の考え方も交えて書いておくことに意味があると思うのでこの記事を書いた。
 以下『機動新世紀ガンダムX』のネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『ガンダムX』は「ニュータイプ」を肯定した作品だ。「ニュータイプ」という存在を認めた上で、それは他の人よりも特別な力を持っている普通の人であると定義づけている。
 これにより不思議な力を持っている人は気持ち悪がれるのでも、差別されるのもなく特別扱いされるのではなく、普通の存在として生きていける選択肢を提示した。
 『X』主人公ガロード・ランが我が道を行くという意味だ。かつて富野由悠季作品である『ダンバイン』ではガロウランという身分が低いと呼ばれる種族がいるが、これは意図して『ダンバイン』にぶつけたと言える。
 『X』の主人公はニュータイプではない。言い方によればガロウランなのだ。ライバルもニュータイプではない。そしてヒロインはニュータイプであることを、先輩はニュータイプであったことで苦しめられたりしつつ、「ニュータイプ」ということを利用して戦っている。
 『X』最終回では彼らが同じように暮らし、その後しあわせな生活が送ることを暗示されている。

 僕はこの終わり方がとても好きだ。なぜならばこれは『ガンダム』も肯定した作品だからだ。これは誰が言い出したかわからない『X』の一般的な解釈なのだが、作中のニュータイプと言う言葉はそのまま『ガンダム』という言葉にあてはまる。

 『ガンダム』は昔ヒットしたアニメであり、すごい力を持っている。その上で『ガンダム』以外のアニメも肯定してみんなでしあわせに生きていける。『ガンダムX』はその未来を肯定していると感じた。
 これは『ガンダム』にとっても他のアニメにとってもしあわせなことだと思う。

そういうこともあってか僕は『ガンダムエース』や『ガンダムチャンネル』、『ガンダムショップ』などのことには少し思うことがある。
サンライズエース』、『サンライズチャンネル』、『サンライズショップ』で良いと思っている。

 ガンプラはともかく、その上位概念としてサンライズプラモと言うジャンルがあっても良いとは思っている。

 一分の一ガンダムを作るのは、ガンダムは一番人気のロボットだと思うので別に良いと思うが、それを何体も大きなガンダムを作るぐらいなら、同じお金でダンバインボトムズのモニュメントを作った方が将来的に良いと思う。

ガンダムVSガンダム』だってオールスター物なら権利関係が同じであるザブングルキングゲイナーが出てきても良いはずだ。

ファンとして正直思っていることは『ガンダム』以外が売れないのではなく、『ガンダム』以外を売る努力をしていないのではないかなとも思う。


ガンダムX』ファンとして近年のガンダム一強の環境はいろいろ思うところもあるが、ファンとしてできることはしていこうと思っている。その一環でブログを書いている。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

なんで『デジモンアドベンチャー』太一と空、タケルとヒカリ、大輔とヒカリはくっつかなかったの。デジモン公式太一×ヒカリ推し説。

デジモンアドベンチャー』ではなぜか主人公の太一がヒロインの空とくっつかず、ヤマトと付き合います。また『デジモンアドベンチャー02』ではヒカリとタケルの恋愛が起きてそうな描写を描きつつ、主人公大輔もヒカリのことを好きそうにしていましたが、どちらとも付き合いません。
 『デジモンアドベンチャー02』では付き合ったりする人物が何組かいるのにも関わらずにです。これは何故でしょう。
 私の仮説なのですが、デジモン公式は太一×ヒカリを押していたのではないでしょうか。しかしデジモンで兄妹の直接的な恋愛を描くのはなんとなく気が引けたので、二人の恋愛フラグをすべておったのではないでしょうか。
 
 以下『デジモンアドベンチャー02』の最終回のネタバレあり。
最終回において、誰と誰は結婚したと描いていますが、具体的に誰と結婚したのかわかっていない人もいます。そのため無理矢理解釈したら、あのキャラとあのキャラは私の中ではくっついているという風にも言えます。もしくは「あのキャラと結婚したのは」俺だとも言えます
 カップルが描かれていませんし、25年後の未来の話なので、子どもに関する法律も変わっているのかもしれません。
 例えば光子郎とミミはお互いに子作りしているが、未来の世界では夫婦別姓やシングルマザー、ファザーの制度が進んでおり、結婚していなくても子どもが持てる。子どもの保護者は一人でもなれる。子どもの保護者として登録されているのは光子郎が娘、ミミが息子であり、遺伝子的には二人で子作りして生まれた子供である。という可能性もないことはないです。
 これと同じ理屈で実は、タケルとヒカリがとか、いやヒカリと太一がとか、いや遺伝子の進歩でタケルと伊織がとかいえる可能性はゼロではないです。
 私は今思いつかないことなどを書いて行けば、実はあの未来どうとでも取れるようになっています。
 それこそ、あれはタケルが書いた小説の中の話であり現実では太一と空が結婚していると言うこともできます。

 なんでこんな突拍子もないことを言ったかと言うと実は、デジモン公式の誰かが太一とヒカリ推しだったのだけれど、二人を結婚させることはできない。
 そこで未来の可能性を信じてなんとなくぼかしておこう。もしかしたら未来では法律が変わって実の兄妹で結婚することが普通になっているかもしれない。もしそうだったら後から実はあの二人は結婚していましたと言おう。
 と言った具合です。

 上で書いたのはさすがにすこし冗談が入っていますが、公式の誰かが太一とヒカリの関係性が好きで、二人の間に別のパートナーを描写したくなかったという考えはあり得る話だと思います。

 もしくは単純に太一や大輔、光子郎、タケルのパートナーは自分であるという夢女子的な考えを残しておきたかったのかもしれませんね。

 


 

 

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com

otomizusinnzi.hatenablog.com